札道研　６年度総会　会長に長野氏　札幌元町小　７年度の全道大会成功へ

（札幌市 2024-04-18付）

長野文洋新会長

　札幌市道徳教育研究会（札道研）は１３日、ホテルライフォート札幌で６年度総会を開いた。組織および研究の活性化に努める活動目標を踏まえ、小学校および中学校それぞれの研究テーマを設定。７年度の全道大会成功に向けて研鑚を積むことを申し合わせた。役員改選では、新会長に札幌市立元町小学校の長野文洋校長を選出した。

　議事では、本年度における各部の活動計画案などを審議した。

　事務局においては、活動目標を①札道研組織の活性化②研究の活性化―の２点を設定。本年度の上川大会に協力しつつ、７年度の札幌大会成功に向けて全市授業研究会、学習会の企画・運営などに努めることを確認した。

　小学校研究部については、研究テーマを「“思慮深さ”を育む、問題追究的な学びの創造」を継続。月１回を基本とした学習会の開催、全市授業研究会の２回開催を目標に、授業づくりを通した会員の協働性高揚、実践を通した小・中学校の連携深化を盛り込んだ。

　中学校研究部は、研究テーマを「人間としての生き方を深く見つめ、考え続ける生徒の育成」と設定。定期的に研究部会を開催し、小学校研究部との合同による全市授業研究会前の指導案検討会や、市内中学校における道徳学習会へのアドバイザー養成などに努めることとした。

　役員改選では、新会長に元町小の長野校長、新事務局長に札幌市立羊丘中学校の大久保俊博教頭を選出した。

　本年度役員はつぎのとおり。＝敬称略＝

▽会長＝長野文洋（元町小校長）―新

▽副会長＝熊谷誠二（西野中校長）、坂本健（常盤中校長）

▽監査＝富川浩（藻岩中校長）

▽事務局長＝大久保俊博（羊丘中教頭）―新

(札幌市 2024-04-18付)