道内７万４千人が参加　全国学力調査　一斉に実施

（学校 2024-04-19付）

６年度全国学力・学習状況調査が開始

　６年度全国学力・学習状況調査が１８日、全国の小・中学校で一斉に行われた。道内では、札幌市を含む公立小・中学校１５０８校、７万４８３７人の児童生徒が教科および質問調査に臨んだ。

　本年度の調査教科は、小学校が国語、算数、中学校が国語、数学の２教科。①身に付けておくべき内容や、実生活で活用できる知識・技能等②知識・技能を実生活で活用する力や、課題解決のための力―などを問う。出題形式については、記述式の問題を一定割合で取り入れている。

　質問紙調査はオンラインで実施。学習意欲や学習方法、学習環境、生活の諸側面などを問う。

　道内では、札幌市を含む小・中学校（義務教育学校前期・後期課程、中等教育学校前期課程、特別支援学校の小・中学部を含む）１５０８校、７万４８３７人が調査に臨んだ。

　うち札幌市立小・中学校は２９８校、２万８８９８人が対象。うち中央区内の小学校では、６年生８７人が参加した。担任教諭による調査目的、注意事項の説明を受けたあと「それでは始め」の合図とともに配布された調査紙を一斉に開き、一問一問じっくりと考えながら回答用紙に記入した。

　なお、児童生徒に対する質問紙調査は、きょう１９日から３０日までの間に行われる。

(学校 2024-04-19付)