夢の実現へ挑戦を　山田校長　札幌商工会議所付属専門学校　入学式　ビジネス人材目指し第一歩

（学校 2024-04-12付）

　札幌商工会議所付属専門学校（山田義弘校長）は５日、同校アリーナで第７０回入学式を挙行。経理・事務、税務会計、北海道観光、情報・マネジメントの４学科の門をくぐった学生が、ビジネス界を支える人材を目指し、大きな一歩を踏み出した。

　同校は全国で唯一の商工会議所が運営するビジネス系の専門学校。昭和３０年の創立以来「企業のニーズに直結したビジネス専門教育と優れた社会人の育成」を教育理念に、これまで４万４０００人を超える人材を輩出している。

　式は多くの来賓や保護者らに見守られる中で行われ、入学許可、入学生代表の五十嵐礼乃さん（帯広南商業高出身）による宣誓に続いて山田校長があいさつした。

　校訓の「自主」「共生」について「“自主”とは、自ら正しく判断できる人間になり、主体性を身に付けて責任ある行動を取ってほしいということを意味している。“共生”とは、他の人々と協働できる人間になり、他の人々と共に生きる心を培ってほしいという意味が込められている」と紹介。

　その上で「この校訓のもとで、皆さんが共に切磋琢磨し、成長を遂げ、ひいては豊かな社会を担い、活躍する人材になるよう、育成・指導に全力で取り組んでいく」とし「皆さんは自分の可能性を広げ、それぞれの夢を見つけ、その実現に向けて挑戦して」と呼びかけた。

　このあと札幌市経済観光局長の坂井智則氏、札幌商工会議所副会頭の紫藤正行氏らによる来賓祝辞、在校生代表の齋藤洸亮さん（弘前実業高出身）による歓迎の辞が行われ、祝賀ムードがあふれる中で、式は終了した。

(学校 2024-04-12付)