札幌市に道経済同友会　青少年の健全育成要望　スポーツ指導者支援を

（札幌市 2024-05-13付）

秋元市長（右）に要望書を手渡す安田代表幹事

　札幌市は２日、道経済同友会（代表幹事・安田光春（株）北洋銀行会長、丸谷智保（株）セコマ会長）から「スポーツ振興による北海道の青少年の健全な育成および、それに必要不可欠な指導者支援」について要望を受けた。安田、丸谷両代表幹事が市役所を訪問し、秋元克広市長に要望書を手渡した。

　同会は、道内における青少年のスポーツ環境として、部活動指導に係る教員の長時間勤務、指導者の受け皿や担い手の確保、費用負担など、部活動の在り方が特に課題と認識。

　「部活動に入った青少年の“上手になりたい”との希望をかなえるには、専門知識を持ったアスリート経験者の指導が極めて重要」と訴える。

　スポーツ振興による道内の青少年の健全な育成を図るため①指導者の受け皿や担い手の確保、資金面の支援を着実に実施すること②特に資金面の支援については、クラウドファンディングやふるさと納税など資金調達の多様化を図ること―の２点を要望した。

(札幌市 2024-05-13付)