つながるプラットフォーム等協議　さらなる連携深化へ　札幌市立高・特校長会

（札幌市 2024-05-14付）

札幌市高特校長会

　札幌市立高校・特別支援学校長会（矢田春義会長）は２日、市立札幌旭丘高校で第２回研究協議会を開いた。議事では、つながるプラットフォーム実証実験、高校と地域をつなぐコーディネーターなどについて意見を交わし、市立高校相互のさらなる連携深化を確認し合った。

　会に先立ち、札幌市教委の担当者が「さっぽろっ子サミット」「高校と地域をつなぐコーディネーター」「つながるプラットフォーム実証実験」について報告。

　さっぽろっ子自治的な活動に関わって、ことし９月に初の「さっぽろっ子サミット」を開催することに触れ、高校生アドバイザーとして市立高校から約４０人の生徒を招く考えを示し、各校長に協力を求めた。

　会合では、矢田会長があいさつ。①道内公立高校と特別支援学校の連携②教員のなり手不足に対する全国高校長協会の動き③部活動地域移行に関する動向―の３点について話題提供し「本会としても新たな課題への対応に迫られるが、引き続き適切な対応に努めたい」と述べ、会員相互のさらなる連携深化を呼びかけた。

　報告・連絡事項では、４月２５日に開かれた学教連絡会での話題に触れ、教職員の健康管理、林間学校などへの対応を確認したほか、公立高校配置計画地域別検討協議会、研修履歴を活用した対話に基づく受講奨励などについて情報共有を図った。

　協議では、つながるプラットフォーム実証実験、高校と地域をつなぐコーディネーター、全国都市立高校長会秋季研究協議会などについて意見を交わした。

(札幌市 2024-05-14付)