「海、船、魚」有効利用を　水産部会　亀山部会長を再任

（関係団体 2024-05-15付）

水産部会総会

　水産部会＝写真＝は年５回の研究協議会開催や１０月８日に道高校産業教育意見・体験発表大会、１１月１日に道高校水産クラブ研究発表大会を開くことを決定。部会長には小樽水産高校の亀山喜明校長を再任した。

　総会では亀山部会長があいさつし「部会としては将来を見据え、諸先輩たちが築いてきた伝統を守りつつ、新しい視点で本道の水産海洋教育をつくり上げていく必要がある」と述べるとともに、水産教育に関わる各種事業についても生徒が活躍する機会、学校をＰＲする機会を今後も増やしていきたいとの考えを示した。

　また「教育活動においては、われわれの道しるべとなる新学習指導要領も本年度は完全実施を迎える重要な年。どの学校においてもこれを視点に取組を進めていく必要がある」とし、各校の課題解決に向け「地域資源を有効に活用するとともに、われわれが持つ最高の財産である海と船、そして魚を最大限に有効利用した教育活動の展開を」と期待した。

　議事では、５年度の事業報告、会計決算報告、会計監査報告を承認。６年度の事業計画について審議し、年５回の研究協議会、６月４日に道高校水産教育研究会、１０月８日に道高校産業教育意見・体験発表大会、１１月１日に道高校水産クラブ研究発表大会、来年１月９日に道高校教育研究会水産部会を実施することなどを決定した。

　役員改選では、亀山部会長を再任した。

　６年度の役員はつぎのとおり。

＝全員再任、敬称略＝

▽部会長＝亀山喜明（小樽水産）

▽副部会長＝黒島裕司（函館水産）

▽監事＝山本十三（厚岸翔洋）

(関係団体 2024-05-15付)