道特別支援ＰＴＡ連絡協が総会　組織・大会名変更を審議　役員改選 北條会長を再任

（関係団体 2024-05-17付）

　道特別支援教育関係ＰＴＡ連絡協議会は１１日、総会・研究協議会をオンラインで開催した。役員改選では北條俊介会長を再任。道特別支援教育振興大会・道特別支援教育関係ＰＴＡ研究大会第２４回合同会議を１０月に開催するなどの事業計画を決定した。組織・大会名の変更に関する審議を行い、次年度以降に継続して審議することを決めた。

　開会に当たり北條会長があいさつ。コロナ禍が明け従来に近い形でＰＴＡの事業が行われるようになった一方、全国的にＰＴＡ活動への消極的な傾向が見られていることを懸念し「子どもの幸せという共通の願いを持つ保護者と教職員が共に学び、行動することで、新たな価値や気付きが得られるＰＴＡの持続と発展に期待したい」と話した。

　続いて来賓として道教委の山﨑義一生涯学習推進局長があいさつ。文部科学省の委託を受けて取り組んでいる「障がい者の学びの支援体制推進事業」に継続して取り組む考えを示し「障がいの有無にかかわらず、生涯にわたって誰もが一緒に学ぶことができる場づくりをより一層進めていく」と述べた。

　議事では、社会情勢の変化を契機として会の名称を「北海道特別支援学校ＰＴＡ連合会」に変更する案が示されたが決定には至らず、引き続き審議することとした。

　第５９回道特別支援教育振興大会・第５９回道特別支援教育関係ＰＴＡ研究大会第２４回合同大会は１０月２７日、オンライン形式での開催を決定。大会主題は「共に学び生きる共生社会の形成とウェルビーイングの実現に向けて」、副主題は「子供たちの社会的自立の実現に向けたつながりの構築」のもと、顕彰式、記念講演、分科会発表や生徒による体験発表を行う。

　本年度の役員はつぎのとおり。＝敬称略＝

▽会長＝北條俊介（道肢体不自由養護Ｐ連会長、真駒内養護Ｐ会長）

▽副会長＝岡崎友香（道盲学校Ｐ連会長、札幌視覚支援Ｐ会長）、藤倉由美子（道聾学校Ｐ連会長（道高等聾Ｐ会長）、神内由美子（道特別支援学校知的障がい教育校Ｐ連会長、市立札幌豊明高等支援Ｐ会長）―新、菅澤恵梨（道病弱養護学校Ｐ連会長、市立札幌山の手支援Ｐ会長）、利望（道札幌高等養護Ｐ会長）

▽監事＝小林奈々（道伏見支援学校Ｐ会長）―新、伊藤君世（道手稲養護三角山分校Ｐ会長）

▽事務局長＝高木美穂（道肢体不自由養護Ｐ連事務局長、真駒内養護学校長）

(関係団体 2024-05-17付)