道小学校長会が理事研修会　８年度全連小道大会へ準備　地区教研　帯広で７月以降開催

（関係団体 2024-05-20付）

道小学校長会理事研修会

　道小学校長会（末原恵蔵会長）は１４日、ホテルライフォート札幌で第１回理事研修会を開いた＝写真＝。９月に開催する第６７回道小教育研究空知・岩見沢大会など本年度の主な活動内容を審議。８年度の全連小研究協議会北海道大会に向けて企画や研究を進めることを確認した。

　開会に当たり末原会長があいさつ。「校長の職能向上と本道教育の振興を図り、各地区理事の皆さんが遺憾なく力を発揮してもらうよう、充実した研修と情報交流の場としたい」と決意を示した。

　中教審の質の高い教師の確保特別部会が提案した教育制度改革の概要も解説。審議のまとめには常任理事を通じ道小としての意見も少なからず反映されているとし「今後もこのような機会を逃さず、全連小を通じて意見表明を行っていきたい」と述べた。

　続いて田邊芳明事務局長が道内外における教育情報について説明。道教委各課の課長補佐が教育課程の適切な編成・実施、特別支援教育、教職員研修の充実などをテーマに講話した。

　議事に入り各専門部の年間活動計画について協議。９月１３、１４日に開催する第６７回道小教育研究空知・岩見沢大会の運営体制を確認したほか、８年度の全連小研究協議会北海道大会に向けて企画や研究の推進に取り組むことを決めた。

　地区別教育経営研究会は７月９日の十勝帯広地区を皮切りとして１９地区で順次開催。各地域の実態に基づく研究を推進することを申し合わせたほか、役職定年者の動向に関するアンケート調査を実施し、夏ごろに取りまとめることを決めた。

(関係団体 2024-05-20付)