道議会一般質問（２０、２４日）　中核機能整備へ道が協議会設置　難聴児支援

（道議会 2024-09-26付）

　難聴児への支援が取り上げられた。

　先天性難聴とされる子どもは新生児の１０００人に１、２人の割合で産まれるとされており、乳児からの適切な支援が求められている。国は難聴児と保護者に対して適切な情報と支援を提供するため、医療、福祉、教育等が連携した「中核的機能」の整備を推進する方針を示している。

　鈴木直道知事は、中核的機能の整備に向け、関係機関の連携強化、家族支援や巡回支援、難聴児に関する研修啓発の取組を着実に進める考えを示し、医療、福祉、教育、行政、当事者団体等の関係機関から意見を聴取する協議会を近く設置する考えを表明。

　「今後、協議会の場で拠点の設置の必要性やその在り方も含めた議論を重ね、難聴の子どもや保護者の方が身近な地域において切れ目のない、必要な支援が受けられるよう検討を進めていく」と述べた。

　檜垣尚子議員（自民党・道民会議）の質問に対する答弁。

(道議会 2024-09-26付)