札幌市豊平小で校地内整備　地元企業奉仕に大助かり　丸彦渡辺建設へ市が感謝状

（市町村 2016-03-10付）

市長名の感謝状を贈呈

　札幌市立豊平小学校（川嶋英輝校長）の校地内整備奉仕を行った丸彦渡辺建設㈱（札幌、藤城英樹社長）に対し二月二十九日、札幌市から感謝状が贈られた＝写真＝。

　豊平区内に本社を置く同社は、「日ごろお世話になっている地域に恩返ししたい」との思いから、定期的に同校の側溝清掃や樹木の剪定等を実施している。

　昨年は、十一月五日から二日間の日程で側溝清掃と樹木の剪定を実施。社員二十人が排水溝に溜まった泥をスコップで丁寧に除去し、水はけの良い状態に戻したほか、高所作業車で樹木の剪定を行った。

　この日は、三木伸夫取締役専務執行役員と松原拡氏が同校を訪問。川嶋校長が秋元克広市長名の感謝状を手渡した。

　川嶋校長は「用務員による校地内整備にも限界があり、大変助かっている。小・中・高・大がそろった地区でもあるので、いつか本校を巣立った児童が地域に根差した地元企業に勤める日が来るのを楽しみにしている」と感謝の意を伝えた。

　同社の松原氏は「会社の近くでもあるので、少しでも喜んでいただけるよう地域貢献活動を継続していきたい」と話していた。

(市町村 2016-03-10付)