様似町２８年度予算案―教育費２億　ＣＳ・小中一貫等準備へ　３０年度導入目指し先進地視察

（市町村 2016-03-10付）

　【浦河発】様似町は三日、二十八年度予算案を発表した。一般会計は前年度当初比三〇・二％増の五十六億六千三百万円。うち、教育費は一二・六％増の二億六千百九十万円で、構成比は四・六％だった。

　新規事業をみると、コミュニティ・スクールおよび小中一貫・ジオパーク先進地視察費を計上。コミュニティ・スクールの三十年度導入を目指し、小中一貫教育およびジオパークを活用したふるさと学習の推進に向けて準備研修を進める。

　このほか、英語指導助手の増員に九百二十八万円、高校生徒遠距離通学費補助に七百十八万円、様似山道国史跡にかかる業務に一千五十万円を継続事業として計上した。

　教育関連の主要事業はつぎのとおり（金額単位・万円）。

▽事務局費＝一、四四五―コミュニティ・スクールおよび小中一貫・ジオパーク先進地視察、高校生徒遠距離通学費補助

▽小学校費学校管理＝二、六七一

▽小学校費教育振興＝一、三八八

▽プール・通学＝八四九

▽中学校費学校管理＝三、一五九

▽中学校費教育振興＝九七二

▽認定こども園＝五、七三六

▽放課後児童対策＝四五九

▽社会教育総務＝四〇五

▽公民館＝一、七九三

▽文化振興＝五三一―芸術文化鑑賞事業および公民館会館４０周年記念事業

▽郷土館＝一、六八三―様似山道国史跡認定にかかる業務

▽図書館＝二、〇八二

▽保健体育総務＝五五九

▽体育館＝一、〇六五

▽研修センター・スポーツ公園＝一、二〇二

(市町村 2016-03-10付)