道小が第５９回総会・研修会開く　活力ある学校経営推進　９月に教育研究小樽大会

（関係団体 2016-05-11付）

２８年度活動計画を決定した

　道小学校長会（松井光一会長）は九日、ホテルライフォート札幌で第五十九回総会・研修会を開いた＝写真＝。「愛情と信頼に基づく、活力ある学校経営の推進に努める」など九点を重点に掲げるとともに、九月に第五十九回道小学校長会教育研究小樽大会を開催するなどとした二十八年度活動計画を決定した。

　総会・研修会では、新役員の承認のあと、松井会長があいさつ。「諸先輩が築き上げてきた業績や教育に対する熱き思いを真摯に引き継ぐとともに、地区校長会との連携と結束のもと、北海道教育の質の向上を目指して、ますます発展していくよう、全道一千五十八人の会員とともに全力を尽くす」と決意を新たにした。

　また、「あらためて〝未来を見据え、チーム北海道として進む道小〟をキャッチフレーズに掲げ，本道教育の具体的な問題や課題に対して積極的に取り組み、子どもたちの成長と本道の教育に責任をもつ校長会として、全道の校長先生方と二十八年度の活動を推進していきたい」と述べた。

　続いて、松井会長が退任役員に感謝状と記念品を贈呈した。

　道教委の柴田達夫教育長、道都市教育長会の長岡豊彦会長、道ＰＴＡ連合会の佐藤彰会長が祝辞。

　うち、柴田教育長は、本道の子どもたちの学力・体力向上に向けた取組を充実するとともに、豊かな心の育成、信頼される学校づくりを要請。コミュニティ・スクールの導入やＩＣＴの活用といった新たな教育課題への対応も求めた。

　そのあと、道教委の岸小夜子学校教育局指導担当局長が講話に立ち、「社会で活きる実践的な力の育成」など四点について説明した。

　議事に入り、二十八年度の活動計画を決定。「〝チーム北海道〟として各地区校長会や関係機関等との連携をより一層強化し、全道的な取組を通して課題解決に努め、道民の負託と信頼に応える」などの考えのもと、「愛情と信頼に基づく、活力ある学校経営の推進に努める」など九点を重点に活動を進めることとした。

　活動計画には、第五十九回道小学校長会教育研究小樽大会開催（九月九・十日）を盛り込んだ。

　また、総会宣言を決議した。

　本年度役員はつぎのとおり。　　　　　＝敬称略＝

▽会長＝松井光一（札幌市手稲東）

▽副会長＝田井博昭（北広島市北の台・新）、中山雅文（旭川市朝日・新）、大徳尚人（知内町知内・新）、奥村昌利（岩見沢市中央・新）、髙田秀康（中標津町丸山・新）、渡辺元（札幌市山鼻・新）

▽監査委員＝氏家裕子（共和町西陵・新）、植木典彦（浜頓別町浜頓別・新）、沢田慶一（函館市弥生・新）、反保秀規（苫小牧市豊川・新）、大友信也（紋別市潮見・新）

▽事務局長＝角野誠（札幌市幌南）

▽事務局次長＝本間達志（札幌市篠路・新）、松村聡（札幌市桑園・新）

▽会計理事＝池田洋（札幌市伏古北）

(関係団体 2016-05-11付)