札幌市教育地図研究会が総会　新会長に永宮校長（上白石小）　１０月に社会研究作品展

（関係団体 2016-05-31付）

永宮新会長は「地図を活用した教育の充実を図りたい」と述べた

　札幌市教育地図研究会は二十一日、札幌市内のホテルノースシティで二十八年度総会を開催した。十月に第三十七回札幌市児童生徒社会研究作品展を開催するなど、二十八年度事業計画を決定。役員改選では、新会長に上白石小学校の永宮愼也校長が就任した＝写真＝。

　二十七年度事業・会計決算報告に続き、二十八年度の事業計画や予算を決定。事業計画では、十月十五・十六日に道立道民活動センターで第三十七回札幌市児童生徒社会研究作品展を行うほか、十一月に北海道地理学会と札幌地理サークルとの共催でフィールドワークを実施する予定となっている。

　研究部では、活動の重点として、「小中の一貫した指導を探る授業研究会のより一層の深まりを図る」「研究部内の分担の明確化や他部との連携を密にして効率的な運営を図る」など、四点を掲げ、小・中学校での授業研究会などに取り組むこととした。

　役員改選も実施し、上白石小学校の永宮校長が新会長に就任した。新旧役員あいさつで永宮会長は「新しい時代に必要となる資質・能力の育成に資するという意味でも、本研究会創立の趣旨である地図を活用した教育の一層の充実を図っていきたい。本年度も地図研の三大事業と言われる児童生徒社会研究作品展・フィールドワーク・授業研究会を継続して実施していく」と抱負を語った。

　また、北海道教育地図研究会が六十周年の節目を迎えることから、全道各支部や関係団体と連携して十二月に講演会や式典などの記念事業を行う予定であることも話した。

　本年度の役員はつぎのとおり。＝敬称略＝

▽会長＝永宮愼也（上白石小校長・新）

▽副会長＝山岸徹（厚別中校長）、橋本敏昭（東月寒中校長）、相原正典（八条中校長・新）、大向明宏（新琴似南小校長・新）

▽監査＝松村隆志（手稲鉄北小校長）、小池千秋（信濃中校長・新）

▽幹事長＝青柳吉乗（厚別北小教頭・新）

(関係団体 2016-05-31付)