釧路市教育振興会が総会開く　８月に教育講演会開催　谷川氏を新会長に選出

（関係団体 2016-06-03付）

「民間の目から教育をみて、応援していきたい」と抱負を述べる谷川新会長

　【釧路発】釧路市教育振興会は五月二十七日、釧路センチュリーキャッスルホテルで二十八年度総会を開催した。八月に釧路教育振興会との合同教育講演会などを盛り込んだ事業計画を決定。役員改選では、新会長に㈱三ツ星レストランシステム代表取締役の谷川富成氏＝写真＝を選出した。

　はじめに、白幡博会長があいさつ。昨年八月に釧路で開かれた第三十一回北海道の教育を考える会の成功を報告するとともに、会員の尽力に謝辞を述べながら、「二年間の会長職は貴重な体験だった」と振り返った。

　議事に入り、二十七年度の事業報告、決算報告、会計監査報告を承認したあと、二十八年度の活動方針や事業計画、予算案を審議した。

　事業計画では、八月二十七日に釧路センチュリーキャッスルホテルで第三十六回釧路市・釧路教育振興会合同教育講演会を開催することなどを承認した。

　役員改選では、新会長に谷川氏を選出したほか、新事務局長に釧路市立音別中学校の福原聡校長を決めた。

　谷川新会長は「民間の目から教育を見て、釧路市の教育に応援をしていきたい」と抱負を述べた。

　このあと、教育講演会を開き、谷川新会長が「出会いが道を拓く」と題して講演した。

　谷川新会長は現在、回転寿司「なごやか亭」や、こだわりとんかつ「かつ善」など、道内外に二十五店舗を展開。「ここまで成長することができたのは、副社長との出会いがあり、挫折しそうになっても年商二十億円を達成しようという夢を二人でもち続けてきたから」と振り返った。現在、年商が五十八億五千万円に達しており、「“夢はかなうもの”という思いを信じて行動を起こさないと」と強調し、「出会いは運命を変えていく。必ず良いパートナーに出会えるもの」と結んだ。

(関係団体 2016-06-03付)