創立１００周年「赤レンガプロジェクト」　１４管内で事業説明展開―道建設業協会・札幌建設業協会

（関係団体 2016-06-02付）

　一般社団法人北海道建設業協会（岩田圭剛会長）と一般社団法人札幌建設業協会（同会長）は、創立百周年記念事業「赤レンガプロジェクト札幌」の始動に当たって、道内小学生に参加してもらうレンガ製作の説明会を開催している。一日の室蘭市を振り出しに、きょう二日には釧路市と枝幸町で実施。十七日までに順次開催する予定だ。

　事業は、観光支援事業と子どもたちの「ものづくり体験」を目的に、道庁赤れんが庁舎前庭のレンガ舗装を両協会が共同で企画したもの。レンガを敷設する際、小学生に地元の市町村名等を彫ってもらったブロックを一部使用する。

　使用するレンガは、地産地消の観点から、江別市内のレンガ工場から一万四千個程度を購入。九月中旬から十月中旬にかけてレンガの敷設工事に入る。

　その際、小学生の子どもたちにもレンガ製作を通して事業に参加してもらうことにした。

　彫刻刀でも簡単に彫ることができる乾燥レンガを使用。市町村名（漢字、ひらがな、英語・中国語など）のほか、自治体の紋章、花、鳥、マスコットなどをデザインしてもらう。製作個数は百七十九市町村分で一市町村当たり十個の計一千七百九十個。

　このため、その製作の依頼と事業概要の説明会が一日を皮切りに、各地の地方建設協会や道の出先機関を会場に行われている。

　きょう二日には、釧路・桧山地域を回り、十七日までに十四地域で説明会を開く。各地域では小学生に彫ってもらう乾燥レンガも、説明会に訪れる市町村教委などの関係者を通じて配布する。

　なお、事業に参加した小学生には、両協会からキーホルダーが記念品として贈られる。

　きょう二日以降の説明会の日程と会場はつぎのとおり。

▽２日＝釧路建設業協会、桧山振興局

▽３日＝函館建設業協会、根室振興局

▽６日＝空知建設業協会、小樽建設協会

▽７日＝札幌建設業協会

▽８日＝日高振興局

▽９日＝帯広建設業協会

▽１３日＝後志振興局

▽１５日＝留萌建設協会

▽１６日＝稚内建設協会、旭川建設業協会

▽１７日＝網走建設業協会

(関係団体 2016-06-02付)