札幌市中文連演劇ワークショップ　専門家の指導受ける　演技、脚本、ダンスなど

（関係団体 2016-06-08付）

１１校から３００人が参加

　札幌市中学校文化連盟（本間玲会長）は五月中旬、札幌市教育文化会館で「中文連演劇ワークショップ２０１６」を開催した＝写真＝。十一校の生徒約三百人が参加。八月に行われる第三十一回札幌市中文連演劇発表会に向け、演技や脚本、ダンスなどについて専門家から指導を受けた。

　ワークショップは、演劇表現や演劇の基礎知識を学ぶために毎年実施しているもの。また、八月の札幌市中文連演劇発表会に向け、同館の照明・音響・舞台の効果的な使用方法を学ぶ機会としている。

　開会式では、同連盟演劇専門委員会委員長で南が丘中学校の山本博康教諭があいさつ。いろいろな人の協力によって会場が使用できることにふれた上で、「演劇の基礎・基本を学んでほしい」と呼びかけた。

　札苗北中学校演劇部の生徒がモデル上演を行ったあと、ワークショップを実施。演技、脚本、ダンスのコースに分かれて指導を受けた。

　このうち、演技では大縄を使わずにジェスチャーで大縄跳びを実施。縄を回したり、中に入って跳ぶなど表現力を身に付けたほか、舞台上での距離感を学んだ。

　参加した生徒は、「演技を学べて楽しかった」「先生の説明が分かりやすくて良かった」などと感想を述べていた。

　なお、第三十一回札幌市中文連演劇発表会は、八月二～四日に札幌市教育文化会館小ホールで行われる。審査を行い、選ばれた代表校二校が十一月に行われる全道大会に出場する予定となっている。　

(関係団体 2016-06-08付)