道公立学校事務職員協会が評議員研　活動充実へ共通理解図る　会費減額措置終了を決定

（関係団体 2016-12-22付）

研究大会の報告などを行った

　道公立学校事務職員協会（水本靖会長）は九日、札幌南高校百周年記念館で二十八年度第二回評議員研究協議会を開催した。ことし八月に開催した第六十九回道公立学校事務職員研究大会や、全国公立高校事務職員研究大会について報告。会員の負担軽減のため、二十五年度から行っている会費減額措置を終了することとし、二十九年度から元に戻すことを決定。個人情報保護について研究協議を行うなど、活動の充実に向け共通理解を図った。

　評議員、役員など三十三人が出席した。

　冒頭、水本会長があいさつ。八月に開催した第六十九回道公立学校事務職員研究大会について、「昨年の大会から、各支部の負担軽減のため、発表ローテーションを見直し支部発表を減らし、本部枠を増やし内容に工夫するなど、分科会全体としての質を維持する取組を進めた」と振り返った。

　会計予算にふれ、「昨年度からスリム化を図ってきたが、厳しい財政事情に変わりがない」とし、「昨年度からの懸案事項である会費縮減措置の終了について、本日最終提案させていただく」と述べ、きたんのない意見を求めた。

　このあと、研究部担当者が八月に行われた第六十九回全国公立高校事務職員研究大会（徳島大会）について報告。北海道から参加した二人の分科会での発表を高く評価するとともに、「研究活動の重要性をあらためて認識した」と話した。

　このほか、八月の第六十九回道公立学校事務職員研究大会、来年の第七十回全国公立高校事務職員研究大会（石川大会）分科会討議発表に根室支部を推薦したこと、十一月の支部研究担当者研究協議会などについて報告した。

会員の負担軽減を図るため、二十五年度から行ってきた会費減額（三百円）措置について協議。今後、財源不足が見込まれることから、協会の活動を維持・継続していくため、来年度から会費を元に戻すことを決めた。

　さらに、第七十回道公立学校事務職員研究大会は来年八月三・四日、第四十三回札幌市立高校・特別支援学校事務研究大会は来年一月六日に、それぞれホテルライフォート札幌で開催することを確認した。

　最後に、個人情報保護について研究協議を行った。

(関係団体 2016-12-22付)