【平成２９年を迎えて　教育研究団体に聞く】北海道視聴覚教育連盟　森永裕文会長

（関係団体 2017-01-10付）

　謹んで新年のお慶びを申し上げます。皆様には、日ごろより本連盟の活動に対しまして、深いご理解と温かいご協力を賜り、心より御礼申し上げます。

　本連盟は、これまで全道各地の研究団体の協力のもと、研究を進めて参りました。また、平成二十五年度の旭川市での全国大会より放送教育の皆様と合同で研究大会を行っております。昨年も、函館市を会場として、第六十八回北海道放送教育研究大会・第六十二回北海道視聴覚教育研究大会合同大会函館・渡島大会を大勢の教職員の参加を得て開催し、放送やＩＣＴを効果的に活用した授業を提案し、多くの成果をあげることができました。

　さて、昨年の八月には、文部科学省より次期学習指導要領等に向けたこれまでの審議のまとめ(論点整理)が発表されました。アクティブ・ラーニングの視点から、学び全体を改善しながら、「主体的・対話的で深い学び」となるように取り組んでいくことが求められています。本連盟では、そのような学びや学びの場を形成するために、ＩＣＴを活用する実践研究をしています。また、情報化社会が進む中で情報モラル教育の充実を図る実践も行っています。保護者や地域、企業とも連携し、多角的な教育実践の実現を目指しています。

　ことしも、放送教育の皆様と合同で全道大会を実施する予定となっております。

　本年も変わらぬご支援とご協力を賜りますよう、よろしくお願い申し上げ、年頭のごあいさつとさせていただきます。

▼新年の事業計画

▽総会

・期日＝５月

▽研究大会

・期日＝１１月２日(足寄町にて)

▽機関誌「道視連会報」発行

▼事務局＝札幌市立札苗緑小学校(事務局長―樅山正直校長)

(関係団体 2017-01-10付)