【平成２９年を迎えて　教育研究団体に聞く】北海道地方放送教育研究協議会　小路徹会長

（関係団体 2017-01-10付）

　謹んで新春のお慶びを申し上げます。また、日ごろより本会の活動に対しまして温かいご理解とご支援を賜り、心よりお礼申し上げます。

　昨年は十一月四日に第六十八回北海道放送教育研究大会・第六十二回北海道視聴覚教育研究大会合同大会函館・渡島大会が函館短期大学付属幼稚園、函館市立高盛小学校、函館市立弥生小学校、並びに函館市立港中学校の協力で盛大に開催され、多くの成果を得ることができました。様々な関係機関の皆様のご支援、主管されました皆様のご尽力と団結力の賜物と、あらためて感謝申し上げます。

　北海道視聴覚教育連盟との合同開催も回を重ね、双方向からのアプローチによる共創の基盤づくりができてきたと考えています。これからの教育を鑑みたとき、アクティブ・ラーニング等の手法を活用し、子どもの学びを「より能動的で、より協働的で、より質的に深い学び」へ昇華させ、未来を拓き、創造する力を身に付けることが重要であると考えます。そのために本研究会としましてはNHK学校放送番組やNHK　for　SchoolのコンテンツなどをICTと組み合わせ、授業に十分に機能させ、学びへの興味・関心を高めながら、生徒自らが見方・考え方を働かせ、資質・能力を獲得する方途を探っていこうと考えております。

　平成二十九年十一月二日には足寄町立足寄中学校、足寄小学校を会場に全道大会を開催する予定です。本年も、変わらぬご支援を賜りますよう、よろしくお願いいたします。

▼事務局＝札幌市立真駒内公園小学校（事務局長―小松靖一校長）、旭川市立新富小学校（事務局長―鐘ヶ江義道校長）

(関係団体 2017-01-10付)