【平成２９年を迎えて　教育研究団体に聞く】北海道教育地図研究会　永宮愼也会長

（関係団体 2017-01-10付）

　謹んで新年のごあいさつを申し上げます。また、平素より、本研究会の諸活動に対しまして温かいご理解とご支援をいただいておりますことに厚くお礼申し上げます。

　昨年度は創設六十周年を記念し、十二月十日ホテルライフォートにて講演会・式典・祝賀会を開催することができました。講演会では、愛知教育大学社会科教育講座の土屋武志教授をお招きし、「これからの地図と教育―歴史学習における地理的視点」と題して、講話をいただきました。

　本会は、本道における地図指導に関する研究を深め、教育の質の向上に資することを目的に、以下の三つの主要な活動と事業を行っております。

【フィールドワーク】

　社会科教師としての資質向上を図るため、現場を直接観察し、調査等を行います。今年度は、南空知の炭鉱集落と農業について学び、見識を深めることができました。

【児童生徒社会研究作品展】

　今年度で第三十七回を迎えた本作品展は、かでる２・７を会場に十月十五日と十六日の二日間で開催しました。八百二十四名の児童生徒の研究活動を発表することができました。

【授業研究会】

　社会科を中心とした地図を活用した授業の在り方や地図帳の効果的な利用の仕方を研究しています。昨年度は、十二月に元町中学校二年生が授業公開を行いました。二月には信濃小学校五年生が授業公開を行う予定です。

▼新年の事業計画　　

▽フィールドワーク

・期日＝11月（巡検地未定）

▽児童生徒社会研究作品展

・期日＝11月3日、4日（かでる２・７）

▽授業研究会

・期日＝２月（信濃小学校）、12月（小・中学校、会場校未定）

▼事務局＝札幌市立厚別北小学校（幹事長―青柳吉乗教頭）

(関係団体 2017-01-10付)