【平成２９年を迎えて　教育研究団体に聞く】北海道特別支援学級設置学校長協会　髙村誠会長

（関係団体 2017-01-11付）

　平成二十九年の新春を迎え、謹んでお慶びを申し上げます。また、皆様には平素より本協会の活動に際しまして、温かいご理解とご支援を賜り、心より感謝申し上げます。

　本協会は、全道の特別支援学級を設置する小中学校の校長一千四百余名が会員となり、特別支援学級で学ぶ児童生徒はもとより、通常の学級で学ぶ特別な支援が必要な児童生徒にとっても、安心して充実した学校生活を過ごすことができる学校づくりに、日々努めております。

　さて、昨年六月に公布された「発達障害者支援法の一部を改正する法律」により、障がいのある子どもとない子どもの交流および共同学習の充実・推進がなお一層教育現場に求められることになりました。すべての人が障がいの有無にかかわらず、互いの人格と個性を尊重しながら共生する社会の実現に向けての動きは、新学習指導要領においてもこれまで以上に進展するものと思われます。

　私たち会員一同は、このような共生社会の実現を見据えた特別支援教育の推進に向けて、研修会や全道経営研究会等の活動を通じて、ますます研鑚を深めてまいります。本年も皆様のご理解とご支援を賜りますようよろしくお願い申し上げます。

▼新年度の主な事業計画

▽総会・研修会

・期日＝５月19日（金）

・会場＝札幌サンプラザ

▽道特協・札特協「合同研修会」第１回副会長研修会

・期日＝８月25日（金）

・会場＝道立特別支援教育センター

▽道特協経営研究会石狩・千歳大会

・期日＝11月１日（水）～２日（木）

・会場＝ＡＮＡクラウンプラザホテル千歳

▽第２回副会長研修会

・期日＝３月２日（金）

・会場＝札幌サンプラザ

▼事務局＝札幌市立西岡北小学校（理事長―三谷和校長）

(関係団体 2017-01-11付)