青少年赤十字スタディー・センター 発展途上国の問題考える 児童生徒が支援方法を議論(関係団体 2017-01-19付)
発展途上国について学ぶグループワークを行った
日本赤十字社道支部などが主催する「道青少年赤十字スタディー・センター」が一月上旬の三日間、札幌留学生交流センターで行われた。道内の小・中・高校の児童生徒三十四人が参加。本年度のテーマ「国際理解・親善」のもと、児童生徒たちは、講話やグループワークなどを通じて、発展途上国の現状や諸問題について理解を深めるとともに、今後、自らができる支援活動について考えた。
青少年赤十字は、学校教育における体験活動などを通じて、人の命を大切にし、他人を思いやることのできる児童生徒の育成を目指している。
スタディー・センターは、本年度のテーマを「国際理解・親善」と設定。今回、青少年赤十字が児童生徒に身に付けさせたい態度として掲げている「気づき」「考え」「実行する」を育ませるため実施した。
一日目は、開会式のあと、青少年赤十字の活動について学習したほか、発展途上国について学ぶグループワークを行った。
二日目は、赤十字の教育支援事業や国際活動について学び、海外青年赤十字メンバーと交流をした。
グループワークでは、アフガニスタン、バングラデシュ、モンゴルなどの五ヵ国に分かれて行った。児童生徒たちは、対象国について記載された配布資料から、その国の現状や課題を読み取り、その課題解決に向け、自分たちができる活動について考えた。
三日目は、三日間の活動の振り返りを行った。
児童生徒たちは、「自分から率先して困っている人がいたら助けてあげたい」「学校でポスターを貼って募金を周知していきたい」などと、感想を述べた。
(関係団体 2017-01-19付)
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