函館市中学校長会が２９年度総会　新会長に毛利氏（本通中）　活動の重点１１項目設定

（関係団体 2017-04-05付）

新会長としての抱負を述べる毛利校長

　【函館発】函館市中学校長会は一日、市内の湯の浜ホテルで二十九年度総会を開催した。議事では本年度の予算案や活動方針などについて協議。学校力の向上については、活動の重点として十一項目を設定し、取組を通して学校のトップとして資質・能力向上を図っていくことなどを確認した。役員改選も行い、新会長に本通中学校の毛利繁和校長を選出した。

　はじめに、新会員六人の自己紹介のあと、議事に移り、二十八年度の会務報告、会計決算報告、会計監査報告を行い一括で承認した。

　つぎに、役員改選を行い、新会長に本通中の毛利校長を選出。そのほか、副会長に的場中学校の伊藤勝校長など四人、事務局長に深堀中学校の蓮本裕一校長を選出した。すべて新任。

　新役員を代表して、毛利会長があいさつに立ち、「会長として後輩や部下職員に対して、自身の経験などを含め、何かを残したり伝えたりしていけるよう頑張っていきたい」と抱負を述べた。　

　続いて、二十九年度の活動方針について毛利会長が説明。次期学習指導要領の実施に向けての対応などを進め、校長の使命である「学校教育の質の向上」に向けて、積極的なリーダーシップの発揮を要請した。また、活動の重点については、「関係機関、各種団体とのネットワークを生かした教育課題、経営課題の解決に努め、学校力の向上を図る」「中学校教育の在り方について研修を深め、幼・小・中・高の連携に努める」など十一項目を設定し、取組を推進していくことを決定した。

　このあと、二十九年度の予算案についても協議し承認した。

　二十九年度の役員体制はつぎのとおり。＝敬称略＝

▽会長＝毛利繁和（本通中・新）

▽副会長＝伊藤勝（的場中・新）、安達克佳（西中・新）、伊藤彰（宇賀の浦中・新）、額田光治（日新中・新）

▽監査＝鳴海康司（港中・新）、松岡利夫（銭亀沢中・新）

▽事務局長＝蓮本裕一（深堀中・新）

▽事務局次長＝風間和夫（五稜郭中）、佐竹聡（光成中・新）

(関係団体 2017-04-05付)