専門学校進学相談会スタート　将来像描く手助けに　生徒ら１００人が参加―釧路会場

（関係団体 2017-04-17付）

釧路会場では４６校がブースを設け、訪れた生徒らに教育内容などを説明した

　【釧路発】「２０１７専門学校進学相談会」が十三日、釧路市を皮切りに始まった。五月中旬まで全道十一会場で実施するもので、釧路市の会場となったANAクラウンプラザホテル釧路には、高校生や教員、保護者など約百人が参加。各校卒業生の就職先や教育内容について理解を深め、自身の将来像を描いていた。　

　道高校・専修学校連絡協議会が主催、道私立専修学校各種学校連合会道東支部が主管。会場には四十六校がブースを設け、訪れた生徒に就職先や授業内容、学校施設などについて丁寧に説明していた。

　会場にはリクルートキャリア専門員による「不安解消！おシゴト選びアドバイスコーナー」も設け、㈱リクルートマーケティングパートナーズの小塚雅志氏が、大学と専門学校の違いや進学のための学費支援制度などについて助言していた。

　また、ジョブカフェ北海道による「職業興味検査コーナー」も開設。生徒が興味のあることをシートで選択しながら進め、「医療・福祉」「サービス・販売」など、七分野から個々の適性を分析していた。道若年者就職支援センター・キャリアアドバイザーの今井陵人氏は「自分を見つめるきっかけになれば」「できるかぎり様々な学校のブースを回ってほしい」と話していた。

(関係団体 2017-04-17付)