十勝小・中校長会が総会・研修会　新会長に宝輪氏（清水町清水中）選出　８月２日に教育研究大会

（関係団体 2017-04-17付）

宝輪新会長が意気込みを語った

　【帯広発】十勝小・中校長会は十二日、十勝教育研修センターで本年度総会・研修会を開催した。役員改選では、清水町立清水中学校の宝輪博継校長を新会長に選出。宝輪新会長は「〝子どものそばに、子どものために〟をテーマに、校長の資質向上に努めるとともに、十勝教育の振興や地域・保護者から信頼される学校づくりに尽力していきたい」と意気込みを語った。このほか、第四十九回教育研究大会や第五十一回十勝・帯広地区教育経営・法制研究会等を盛り込んだ活動計画などについて審議した。

　冒頭の役員改選で、新会長に清水中の宝輪校長を選出した。

　あいさつに立った宝輪校長は、次期学習指導要領の改訂にふれ、「今後は、〝何を学ぶか〟〝どのように学ぶか〟〝何ができるようになるか〟や〝学びの地図〟などのキーワードに対して、それぞれの学校が着実な準備を進めていくことが大切」と指摘。「ことしは原点に立ち返り、〝子どものそばに、子どものために〟をテーマに掲げ、校長の資質向上に努めるとともに、十勝教育の振興や地域・保護者から信頼される学校づくりに尽力していきたい」と意気込みを語った。

　続いて、十勝教育局の竹林亨局長が来賓あいさつ。近年の教育状況にふれた上で、「学校運営の状況を早めに把握し、〝カリキュラム・マネジメントとして、学校の教育活動を進めていく〟という視点から、手段、改善点を見いだしてほしい」と強調。「教育局としても、校長会と情報を共有し、連携を深めながら取組を推進したい」と呼びかけた。

　引き続き、会務報告を行ったあと、議事に移り、本年度の活動計画について審議。八月二日に十勝教育研修センターで「第四十九回教育研究大会」を開催することや十月四日に幕別町百年記念ホールで「第五十一回十勝・帯広地区教育経営・法制研究会」を開催することなどを確認した。このほか、会計予算や当面する諸課題などについて協議した。

　本年度の役員体制はつぎのとおり。＝敬称略＝

▽会長＝宝輪博継（清水町立清水中・新）

▽副会長＝水野豊昭（更別村立更別小）、小澤一記（士幌町立士幌町中央中・新）

▽事務局長＝山下勇（清水町立清水小・新）

▽会計＝山田洋（音更町立木野東小・新）

▽会計長＝横山利幸（浦幌町立浦幌小・新）

▽会計次長＝渡會崇善（芽室町立芽室西小・新）

▽監査＝佐藤充弘（幕別町立白人小・新）、寺島康博（清水町立御影中・新）、大熊孝史（芽室町立芽室南小）

(関係団体 2017-04-17付)