美唄尚栄高野球部に善意の支援 高校活性化に役立てて 岸本組がバッティングマシン寄贈(学校 2017-05-10付)
バッティングマシンの前で握手を交わす岸本(右)と野球部員
【岩見沢発】美唄尚栄高校(福西一成校長)は四月二十八日、地元建設業の㈱岸本組(美唄、岸本友宏社長)からバッティングマシンの寄贈を受けた。同社が地域社会貢献活動の一環として寄贈したもの。同校グラウンドで行われた寄贈式では、福西校長や野球部生徒が同校を訪れた岸本社長にお礼の言葉を述べたほか、マシンを使って始球式を行った。
同社は地域に根ざした企業として、地域の学校に様々な形で支援を行っている。これまで美唄市内の小・中学校を主な対象としていたが、本年度から高校も対象とした。美唄尚栄高については今回、バッティングマシンを贈ることとした。マシーンは球速百六十㌔まで出せるもので、費用は約百万円。
この日、バッティングマシンがマウンドに設置されたグラウンドで寄贈式を挙行。岸本社長、同校野球部員が参加した。
はじめに、福西校長が「地域貢献活動の一環として寄贈を受けた。本校にとっては新品のマシンは初めて」と述べ、感謝の気持ちを伝えた。
岸本社長は「これからは毎年、高校のためにも何らかの支援をしていきたいと考えている。野球部、さらには美唄尚栄高の活性化のためにも役立てば」とあいさつ。野球部主将の山田龍聖君(三年)は「これを生かして試合で頑張り、地域を少しでも元気にできたら」と述べ、喜びを伝えた。
このあとの始球式では、山田君がバッターボックスに立ち、さっそく快音を響かせていた。
(学校 2017-05-10付)
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