道高校家庭クラブ連盟研究大会　活動の部で名寄産業が最優秀　ホームプロジェクトは清水さん

（関係団体 2017-10-12付）

ホームプロジェクトの部では、４人の生徒が日ごろの研究成果を発表した

　道高校家庭クラブ連盟は五・六日の二日間、江別市民会館で研究大会・総会を開いた。全道十一校から家庭クラブ員約九十人が参加。二部門で研究発表を行い、ホームプロジェクトの部では清水菜緒さん（札幌北高二年）、学校家庭クラブ活動の部では名寄産業高校家庭クラブがそれぞれ最優秀賞に輝いた。

　開会式では、田村俊行成人会長（当別高校長）があいさつ。主体的・対話的で深い学びが求められている中で「家庭クラブの研究・実践は時代に左右されない本質的な深い学びそのもの」と述べ、今後の活動の充実・発展を期待した。

　吉田岳夫大会委員長（江別高校長）は「きょうの発表を目標に努力を積み重ねてきたと思う。その思いを十分に発揮してほしい」と呼びかけた。

　また、深瀬碧乃生徒会長（当別高）、来賓として後志教育局高校教育指導班の佐紺摂子主査があいさつした。

　このあと、ホームプロジェクトの部の研究発表を行い、四人が日ごろの研究成果を発表した。

　二日目に行われた学校家庭クラブ活動の部の研究発表では、四校が出場。審査の結果、ホームプロジェクトの部では札幌北高二年の清水さん、学校家庭クラブ活動の部では名寄産業高家庭クラブが最優秀賞を受賞し、来年七月、東京都内で開催される全国高校家庭クラブ研究発表大会への出場を決めた。

　大会結果はつぎのとおり。＝敬称略＝

▼ホームプロジェクトの部

▽最優秀賞＝「ＹＥＬＬ～家族で切り拓け！健康への道」清水菜緒（札幌北高二年）

▽優秀賞＝「家族でだし健！～だしで健康生活」澤口瑠衣（札幌丘珠高二年）

▽企画賞＝「家族みんなが健康で仲良くすごすために～父の生活習慣の改善について」東海林詩乃（江別高二年）

▽実践賞＝「嫌いな食べ物をチェンジ！～いっしょに学ぼう食べ物の大切さ」郡凛（当別高三年）

▼学校家庭クラブ活動の部

▽最優秀賞＝「さをりでつむぐ地域の絆～つながる心、笑顔とともに」名寄産業高家庭クラブ

▽優秀賞＝「ＫＵＫＫＯＵ　ＩＮＴＥＲＮＡＴＩＯＮＡＬＩＺＡＴＩＯＮ　ＰＲＯＪＥＣＴ２～地域をＧＬＯＣＡＬにＰＲ」倶知安高家庭クラブ

▽協力賞＝「ユニバーサルなクッキング～“食物アレルギー”あっても安心な洋菓子作り」旭川永嶺高家庭クラブ

▽努力賞＝「Ｍｅｉｋｏ　ｉｍｐｒｏｖｉｎｇ　Ｌｉｆｅ　Ｐｒｏｊｅｃｔ［ＭｉＬＰ］～お弁当による栄養サポート」名寄高家庭クラブ

(関係団体 2017-10-12付)