週の授業時数１時間増　小学校外国語活動時数の対応方針―猿払村教委

（市町村 2018-02-20付）

　【稚内発】猿払村教委は、新学習指導要領の移行期間における小学校外国語活動の時数増への対応方針をまとめた。三十二年度の全面実施に備え、三十年度から三・四年生に十五時間、五・六年生に五十時間を措置。週当たりの授業時数を一単位時間増やして時数を確保する方針だ。

　猿払村教委では、これまで小・中学校の教諭やＡＬＴを交え検討会議を開き、協議を重ねてきた。三十年度の対応としては、三・四年生に十五時間を措置し、五・六年生については現行の三十五時間に十五時間加えて五十時間を確保する。

　具体的な方法としては、週当たりの授業時数を一単位時間増やして時数を確保する方針。長期休業期間や土曜授業、短時間学習などの方策は活用しない。

　村教委では、三十年度の取組状況を検証した上で、三十一年度の対応についてはあらためて検討し、三十二年度からの全面実施に向けて準備を進めていく。

(市町村 2018-02-20付)