岩見沢市の３０年度予算案　中学生向けに英検学習会　ＳＳＷ増員、特別支援専門員配置

（市町村 2018-02-21付）

　【岩見沢発】岩見沢市は十五日、三十年度当初予算案を発表した。一般会計は、前年度当初比一・四％増の四百九十七億円。教育費は二十一億一千万円増の六十億九千万円となっている。中央小学校校舎等改築など小学校・児童館整備の事業費増が増額の要因。教育支援センター事業に二千百六十五万円を計上し、スクールソーシャルワーカーを一人から二人に増員するほか、特別支援教育専門員を新たに一人配置する。

　このほか、留守家庭児童対策事業に一億三千五百万円を措置。従来は小学三年生までだった放課後児童クラブの利用対象学年を小学六年生まで拡充する。学力向上対策事業には二百九十六万円を計上し、新たに中学生を対象とした英検学習会を開催する。

　教育関連の主な事業はつぎのとおり（金額単位・万円）。

▽青少年対策＝六二二

▽青少年育成＝四一四

▽留守家庭児童対策＝一三、五二一

▽児童厚生施設建設（新規）＝一八、八七六―稲穂児童館移転改築

▽放課後児童クラブ建設（新規）＝五、六三〇

▽特別支援教育推進＝四、〇四九

▽教育情報システム化推進＝二、三〇三―ＩＣＴを活用した教育情報化の推進、児童見守りシステムの運営による児童の安全・安心確保

▽子どもがかがやく学校活動支援＝一、五三〇―各学校が主体となって企画立案する活動の支援

▽教育指導振興＝七三二―教職員の資質向上、いじめ問題未然防止・早期発見・早期対応の推進、コミュニティ・スクール導入促進

▽外国語指導助手活用＝三、七五五

▽教育支援センター＝二、一六六

▽学力向上対策＝二九七

▽教育研究所運営＝二、二九四

▽中央小校舎等改築＝一六五、五八八

▽東小校舎改修＝三八、九五二

(市町村 2018-02-21付)