和寒町の３０年度予算案―骨格編成　国際理解教育を推進　英語インストラクター配置

（市町村 2018-03-02付）

　【旭川発】和寒町は二月二十八日、三十年度予算案を発表した。一月に町長選があったため骨格編成。一般会計は前年度当初比九・八％減の四十億三千万円となった。うち、教育費は一〇・八％減の二億九千五百五十四万円を措置した。

　新規事業として、スポーツ施設改修整備に七百九十万円を計上し、圧雪車改修整備を行う。

　このほか、国際理解教育に五百十万円を充て、外国語指導助手と英語インストラクターを配置して英語学習の支援を拡充することとした。

　教育関連の主な事業はつぎのとおり（金額単位・万円）。

▽健やかこども医療費助成＝一二四

▽にれっこ検診＝三二―小学五年生および中学二年生の希望者に対し生活習慣病検診の実施

▽国際理解教育（拡充）＝五一〇―外国語指導助手と英語インストラクター配置

▽各種大会等出場補助＝二五〇

▽教育アドバイザー設置＝三五七―教育アドバイザー一人配置

▽特別支援教育推進＝四三二―特別支援員を小学校に二人、中学校に一人配置

▽未来を拓く人づくり推進＝五五五―児童生徒への国内研修や交流事業に参加する際の補助

▽恵み野ホール活用＝四〇二

▽スポーツ施設改修整備（新規）＝七九〇―圧雪車改修整備として、エンジンオーバーホールと走行モーター取替

(市町村 2018-03-02付)