オホーツク高校農業教育研が教科研修会 GAP等への理解深める 道農政事務所北見から講師招く(関係団体 2018-03-08付)
農業教育の充実に向けて研鑚を積んだ
【網走発】オホーツク管内高校農業教育研究会(会長・田村弘樹美幌高校長)は二月二十三日、美幌高校で教科研修会(農業)を開いた。管内で農業科を設置している美幌高、東藻琴高の教諭など二十二人が参加した。道農政事務所北見地域拠点の隅田浩二総括農政推進官と鹿嶋正史総括農政業務管理官が日本の農業政策やGAPについて講演。参加者は農業教育の充実に向けて理解を深めた。
はじめに、田村会長があいさつ。「GAPについては、新学習指導要領の大きなコンテンツになっているので、この研修会で研鑚を積んでほしい」と呼びかけた。
続いて、隅田総括農政推進官と鹿嶋総括農政業務管理官が「日本の農業政策とGAPの今後」と題して講演。隅田総括農政推進官は、「農林水産業・地域の活力創造プラン」や三十年度農林水産関係予算の概要など、農林水産基本政策の動向について説明した。
鹿嶋総括農政業務管理官は、農業生産工程管理の取組であるGAPについて説明。東京オリンピック・パラリンピックの開催に向け、国でGAPの取組・取得の拡大を推進していることを解説した。その取組として、農業教育機関におけるGAP教育を促進。新学習指導要領にも盛り込まれることを紹介し「将来、高校でGAPの知識を得た若い農業者が実践していくことになるのでは」と期待した。
また、現在、全国で美幌高を含む十二の高校がGAP認証を取得していることを示し「農業系の高校でのGAPの取得は今後増えていくのでは」と分析した。
(関係団体 2018-03-08付)
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