石狩管内小中教頭会が総会　外部連携の視点で研究　布施会長（江別市対雁小）を再任

（関係団体 2018-04-18付）

３０年度の活動方針などを決定した

　石狩管内小中学校教頭会は十三日、札幌市内かでる２・７で三十年度総会を開いた。研究課題「組織・運営に関する課題」について、本年度は研究二年次目として「外部連携」に視点を当てていくことを確認。役員改選では、江別市立対雁小学校の布施裕教頭を会長に再任した。

　冒頭、布施会長があいさつ。「学校長が示すビジョンに向かって教職員を動かし、学校の舵を取るのは私たち教頭の仕事。一層研鑚に励み、職能の向上を図る必要がある」と述べたほか「学校の要として、元気に明るく過ごしていけるよう横のきずなを大切にしていきたい」と意気込みを語った。

　来賓各氏があいさつ。

　石狩管内教育委員会協議会教育長部会を代表して石狩市教委の鎌田英暢教育長は「違う価値観にふれることで自分の学びや糧となる」と話し、「与えられた教頭という立場を好きになってほしい」と訴えた。

　石狩管内小中学校長会の黒川淳司会長は「自分が能動的に働きかけることによって、学校全体が動く手応えを感じたという教頭の声を嬉しく思う」と述べ、校長の経営ビジョンの推進役としての活躍に期待を寄せた。

　議事では二十九年度会務報告、会計決算などを行ったほか、本年度の活動方針や活動内容などについて審議。全公教研究大会札幌大会への全員参加体制を確立することなどを決定した。

　このあと役員改選を行い、布施会長を再任した。

　本年度の役員はつぎのとおり。＝敬称略＝

▽会長＝布施裕（江別市立対雁小）

▽副会長＝松原謙二（江別市立大麻中・新）、高橋真（石狩市立紅南小・新）

▽事務局長＝千葉則理（千歳市立青葉中）

▽事務局次長＝高橋浩子（北広島市立広葉中・新）、後藤章夫（江別市立江別第一小・新）

▽会計＝山口歩（江別市立江別第一中・新）

▽監査＝生田康人（恵庭市立若草小・新）、畠山学（北広島市立西の里中・新）

(関係団体 2018-04-18付)