北音教３０年度理事会開く　１１月２日に釧路市で研究大会　横山会長を再任

（関係団体 2018-04-18付）

全道音楽教育研究大会釧路大会の開催など、本年度方針を確認

　道音楽教育連盟（＝北音教、横山学会長）は十四日、ホテルライフォート札幌で三十年度理事会を開いた。道内十七支部の支部長をはじめ理事約七十人が出席し、本年度の活動方針や計画を協議。十一月二日に釧路市内で全道音楽教育研究大会釧路大会を開催すること、夏季音楽実技講習会を八月に開くことなどを決定した。役員改選では、横山会長を再任したほか、副会長に函館市立赤川小学校の鳥羽栄治校長、斜里町立斜里中学校の伊藤勝校長を新たに選出した。

　冒頭、横山会長があいさつ。昨年十一月に北見市で開催した第五十九回道音楽教育研究大会オホーツク北見大会についてふれ「子どもたちの目の輝く授業展開と、小学生から高校生までの心が一つになった記念演奏は圧巻だった。響き合い、感じ合い、伝え合いをテーマにした精神がいかんなく発揮された」と振り返った。

　議事では、二十九年度の活動などの報告を承認したあと、三十年度活動方針、活動計画を協議。活動方針として、①音楽教育研究の深化と推進②夏季音楽教育研修会、冬季音楽実技講習会の検討③会員の拡充④音楽教育関係団体との連携⑤機関誌の内容、体裁、文量見直しおよびＨＰの改善⑥全国音楽教育研究大会釧路大会の開催⑦全国の音楽教育に関する情報の発信⑧新全道共通主題の検討―を掲げた。

　活動計画では、全道共通主題「音楽のよさを生かし、豊かな心と確かな力を育む音楽教育の創造」への理解の深化、主題を具現する授業や教育活動の推進を提示。「高まる　深まる　広がる　音楽の力」を大会主題として、十一月二日に釧路市生涯学習センターを会場に全道音楽教育研究大会釧路大会を開くことを決めた。

　事務局活動では、本道音楽教育発展のための研究活動推進、研修会の実施、会員の拡充を図り、各支部事務局との連携・連絡を強化。八月十日に札幌市立資生館小学校で夏季音楽実技講習会を開く。

　今後の研究大会について、三十一年度は旭川、三十二年度は札幌、三十三年度は空知で開催することを確認した。

　役員改選では、横山会長を再任したほか、函館市立赤川小の鳥羽校長、斜里町立斜里中の伊藤校長を副会長に新任した。

　本年度の役員はつぎのとおり。＝敬称略＝

▽会長＝横山学（札幌市立向陵中校長）

▽副会長＝伊藤春美（札幌市立元町小校長）、小林和俊（旭川市立東光小校長）、鳥羽栄治（函館市立赤川小校長・新）、伊藤勝（斜里町立斜里中校長・新）、遠藤浩一（鶴居村立鶴居小校長）、内潟昭仁（滝川市立開西中校長）

▽監事＝鈴木由美子（旭川市立豊岡小校長）、笠島美教（函館市立尾札部中校長）、高安敦子（札幌市立手稲鉄北小校長）

▽事務局長＝藤本尚人（札幌市立星置中校長）

(関係団体 2018-04-18付)