宗谷校長会が総会・研修会　新会長に大島氏（稚内市潮見が丘小）　活力ある学校経営を推進

（関係団体 2018-04-18付）

大島新会長は、子どもの成長と教育に責任をもち、活動していくと抱負を述べた

　【稚内発】宗谷校長会は十一日、宗谷合同庁舎で三十年度総会・研修会を開いた。本年度の運営方針や活動計画を決定。「生きる力を育む教育課程の編成・実施・評価・改善に努め、愛情と信頼に基づく活力ある学校経営の推進に努める」など、四つの活動の重点を定めた。役員改選では、新会長に稚内市立潮見が丘小学校の大島朗校長を選出した。

　はじめに、吉田瞬壱副会長があいさつ。学校教育における新たな改革の時期を迎える中「我々校長は、社会を生き抜く力を育む教育を推進し、児童生徒や保護者、地域の信頼と期待に応えるため、学校から教育改革を実行するとともに、新しい時代に求められる学校づくりに向けて、これまで以上にリーダーシップを発揮し、より一層の充実に努めなければならない」と強調。その上で、「管内の教育関係者と連携・協力し、子どもたちの生きる未来に責任を果たせるよう、本年度も“宗谷はひとつ”を合言葉に頑張っていこう」と呼びかけた。

　続いて、来賓として出席した宗谷教育局の宮岡孝博局長があいさつ。「校長には、チームとしての学校の実現など様々な教育課題の解決に向けたマネジメント力が求められる」と指摘。「今後とも自ら率先して研鑽を積む姿を示し、これまで積み上げてきた研究成果に基づいて自校のチーム力を一層高め、教員のキャリアアップを促すことができる学校経営の在り方について研究を深めてほしい」と求めた。

　議事では「生きる力を育む教育課程の編成・実施・評価・改善に努め、愛情と信頼に基づく活力ある学校経営の推進に努める」など、四つの活動の重点を決定した。

　役員改選では、稚内市立潮見が丘小の大島校長を新会長に選出。あいさつに立った大島新会長は「事務局長として過ごした五年間で積み重ねたつながりを強みとし、オール宗谷で子どもたちの成長と教育に責任をもつ校長会として尽力していきたい」と抱負を語った。

　本年度の役員はつぎのとおり。　　　　＝敬称略＝

▽会長＝大島朗（稚内市立潮見が丘小・新）

▽副会長＝吉田瞬壱（猿払村立拓心中）、加賀誠（枝幸町立枝幸中）、久保俊博（浜頓別町立浜頓別小・新）、本間一臣（稚内市立稚内東中）、塩﨑由雄（稚内市立潮見が丘中・新）

▽事務局長＝杉本浩一（稚内市立稚内南小・新）

▽事務局次長＝藤田淳（猿払村立鬼志別小）、今野亘（枝幸町立枝幸小）、吉﨑健一（幌延町立幌延小）、三浦宏幸（中頓別町立中頓別中）、山田篤秀（稚内市立声問小・新）

▽会計＝大谷智昭（豊富町立豊富中）

▽会計監査＝松田孝一（豊富町立兜沼小中・新）、舘野薫（稚内市立稚内港小）

▽幹事＝佐藤佳弘（利尻富士町立鴛泊中・新）、畠山博次（利尻町立沓形小・新）、齊藤千智（礼文町立船泊中・新）

(関係団体 2018-04-18付)