札幌市社会科教育連盟が総会開く　全道大会成功に向け全力　新保委員長を再任

（関係団体 2018-04-25付）

３０年度の業務・事業計画を決定した

　札幌市社会科教育連盟は十四日、ホテルライフォート札幌で三十年度総会を開いた。十月に札幌市で開かれる全道大会に向けて準備を進めるなど、三十年度業務・事業計画を決定。役員改選では、札幌市立屯田小学校長の新保元康委員長を再任した。

　議事では二十九年度事業・決算や会計決算報告のあと、新役員を選出。再任となった新保委員長は本年度の重点として「新学習指導要領全面実施のトライアル」「女性の力を生かす社連に」「社会科における働き方改革の創造」の三点を提示。十月に市で全道大会が開かれることにふれ「みんなの力を一つに奮闘していこう」と呼びかけた。

　続いて、三十年度の事業計画について協議。三ヵ年研究三ヵ年目の研究主題「未来を切り拓く資質・能力を育む社会科の授業」のもと、研究を進めていくことを確認した。

　また、十月十二日に屯田小で開かれる第四十六回札幌地区社会科教育研究大会兼第七十三回道社会科教育研究大会札幌大会について、学年別のほか、ほっかいどう学や雪などに関する十一の研究授業に向けて、今後準備を進めていくこととした。

　総会後は、小・中学校の各研究部が研究説明。小学校の研究部では、重点を「確かに解決する本時」と、中学校の研究部では、「つなぐ」をキーワードに、研究を進めていくことを説明した。

　また、学年・分野別の部会も行った。

　本年度の役員はつぎのとおり（すべて校長）。＝敬称略＝

▽委員長＝新保元康（屯田小）

▽副委員長＝津田安彦（山鼻南小）、山下豊（簾舞中）、大石まり（藻岩中・新）、岩田敦（西岡北小）

▽監査＝前谷良雄（真駒内公園小）、武部昌司（新琴似小・新）

▽事務局長＝附田裕哉（簾舞小）

(関係団体 2018-04-25付)