道相研が総会・研修会開く　新会長は岡田校長（札幌市南月寒小）　８月に第４７回研究札幌大会

（関係団体 2018-04-25付）

　道学校教育相談研究会（＝道相研）は二十一日、札幌市生涯学習総合センターちえりあで三十年度総会を開いた。三ヵ年研究のまとめの年として、八月六・七日に第四十七回研究大会札幌大会を開催するなど本年度事業計画を決定。役員改選では、新会長に札幌市立南月寒小学校の岡田知之校長を選出した。

　総会では、栁澤伸寿会長が開会あいさつ。「教育相談は、学校現場にとって大きな力であることを広め、会員の輪、研修の輪を全道に広めていければ」と述べた。

　議事に入り、三十年度事業計画を決定。研究主題「自己をみつめ、“違い”を認めて、ともに生きる子を育てる学校教育相談～しなやかに生きる人間関係の醸成・コミュニケーション能力の育成」のもと、三ヵ年研究のまとめの年を迎えることを踏まえ、八月六・七日、札幌サンプラザで第四十七回研究大会札幌大会を開催することを決定。また、十一月十一日に札幌市生涯学習総合センターちえりあで第二回研修会を開くこととした。

　役員改選も行い、岡田新会長をはじめとする本年度役員を選出した。

　就任あいさつで岡田新会長は「社会がいかに変化しても、人間の成長にはほかの人間の存在が必要であり、人間の中でこそ人間は成長することに変わりはない」と述べ、教育課題の一つである人間関係を充実させる重要性を指摘。「いろいろな講師を招き教授いただき、研究会の運営を行っていきたい」と述べた。

　本年度役員はつぎのとおり。＝敬称略＝

▽会長＝岡田知之（札幌市南月寒小校長・新）

▽副会長＝藤島篤郎（札幌市札苗小校長）、菊池浩徳（美幌町美幌北中校長）、平田秀樹（札幌市手稲西小校長・新）、橋本達也（北広島高校長・新）

▽事務局長＝中島秀文（札幌市もみじの森小教頭）

(関係団体 2018-04-25付)