檜山教頭会が総会研修会開く　新会長に松村教頭（厚沢部小）　１１月乙部町で研究大会

（関係団体 2018-04-25付）

松村新会長は、充実した会の運営を進めていく決意を示した

　【江差発】檜山教頭会は二十日、江差町文化会館で三十年度総会研修会を開いた。本年度の活動計画などを審議し、十一月に乙部町で研究大会を開くことなどを決定した。役員改選も行い、新会長に厚沢部町立厚沢部小学校の松村浩良教頭を選出した。

　はじめに、吉川聖会長があいさつ。新学習指導要領の移行期における確実な取組や働き方改革への対応の必要性を強調した上で「少人数の強みを生かした運営を進め、問題解決を図っていこう」と呼びかけた。

　来賓祝辞では、檜山教育局の角田昌宏義務教育指導監、檜山校長会の小助川浩会長が登壇。角田指導監は「ことしは新しい管内教育推進計画が示された。学校運営の充実と同時に、檜山教育局の取組推進にも力を貸してほしい」。小助川会長は「管理職候補者の育成と時間外勤務の対応の二点への対応を進め、リーダーシップを発揮してほしい」と祝辞を述べた。

　このあと、角田指導監が講師を務め、教育行政に関する説明を行った。

　総会では、はじめに、前年度の会務報告、三つの専門部の活動報告、会計決算、会計監査報告を行い、一括で承認した。

　議事に移り、活動方針と事業計画案、各専門部の活動計画案などを審議。活動方針では四つの方針と五つの活動重点を設定した。また、事業計画では、十一月に乙部町で研究大会を開催することなどを確認し、予算案と併せて一括で決定した。

　役員改選では、新会長に厚沢部町立厚沢部小の松村教頭を選出。副会長には、せたな町立北檜山中学校の佐々木人弘司教頭を選出した。

　新役員を代表して松村会長があいさつ。「皆さんの力を借りながら、充実した運営を進めていきたい」と決意を述べた。

　本年度の役員はつぎのとおり。＝全員新任、敬称略＝

▽会長＝松村浩良（厚沢部町厚沢部小）

▽副会長＝佐々木弘司（せたな町北檜山中）

▽事務局長＝米谷優（乙部町乙部小）

(関係団体 2018-04-25付)