札幌市生活科・総合教育連盟が総会　６月の全国大会成功目指す　役員改選　新井委員長を再任

（関係団体 2018-04-26付）

３０年度の活動計画を決定した

　札幌市生活科・総合的な学習教育連盟は十六日、札幌市立南小学校で三十年度総会を開いた。六月に札幌市立白楊小学校などで開催する全国大会に向けて準備を進めるなど、三十年度活動計画を決定。役員改選では、新井弘通委員長を再任した。

　冒頭、新井委員長があいさつ。六月の全国大会について「会員の皆さんと全力で取り組み、成功裏に終えることが第一の目標」と話した。また、主体的・対話的で深い学びの具現化、カリキュラム・マネジメントの二点に取り組むことを求めた。

　議事では、二十九年度活動計画や会計決算などを報告。三十年度活動計画では、六月十六・十七日に白楊小などで開催する日本生活科・総合的学習教育学会第二十七回全国大会北海道大会兼第二十八回道生活科・総合的な学習教育研究大会に向けて準備を進めていくことを確認した。

　また、本年度の研究主題を「自分の学びを実感し、未来を拓く子どもの育成」、副主題を「思考をめぐらせ、体験を豊かにしていく学習」に決定。生活科では「思いや願いが高まる体験活動と表現活動の構成」「気付きの質が高まる教師のかかわり」について、総合的な学習の時間では、「自ら探究を進めていく体験活動と言語活動の構成」「一人一人の探究を支える教師のかかわり」の二点について研究を進めていく。

　役員改選では、新井委員長を再任した。

　本年度の役員はつぎのとおり。

　＝すべて再任、敬称略＝

▽委員長＝新井弘通（南小校長）

▽副委員長＝齊藤隆浩（円山小校長）、森田智也（篠路西小校長）

▽監査＝渡部靖（藤野南小教頭）

▽事務局長＝大宮健一（大谷地小校長）

(関係団体 2018-04-26付)