道高・特教頭・副校長十勝支部が総会　管内教育発展に向け尽力　支部長に佐藤教頭（帯広柏葉）再任

（関係団体 2018-05-08付）

約４０人が出席し、自校の学校課題解決に向け、協議した

　【帯広発】道高校・特別支援学校教頭・副校長会十勝支部は四月二十六日、幕別町内の十勝教育研修センターで総会・第一回研究協議会を開いた。高校、特別支援学校の教頭や副校長約四十人が出席。本年度の教育推進の基本方針や各課所管事項の説明、学校経営上の諸問題について研究協議した。役員改選では佐藤敬二支部長を再任した。

　はじめに、佐藤支部長があいさつ。教育の動向について、道アクション・プランや大学入学共通テストなどを示した上で「各学校で自校の学校課題の解決に向けた取組など、校長の学校経営の中で、教頭の果たす役割は多様かつ多大なものになってきている」と指摘。「皆さんには子どもたち一人ひとりのために、管内教育の一層の充実・発展に協力いただくとともに、本日の研究協議が充実したものになるよう祈念する」と述べた。

　続いて、来賓の道高校長協会十勝支部の塚本宏之支部長（帯広柏葉高校長）があいさつし「異動や昇任で十勝にやってきた人には、新しい力で会を盛り上げていってほしい」と期待した。さらに、不祥事の防止と新学習指導要領について、「教頭が不祥事の予兆を発見して、未然防止に努める」「学習指導要領において本来目指すべきポイントを把握して、教育活動を展開していく」ことの二点を求めた。

　続いて、十勝教育局の西村公弘次長が本年度管内教育推進の基本方針を示したほか、笠嶋真志企画総務課長、今泉純道立学校運営支援室長、西川忠克教育支援課長、酒井徹雄高校教育指導班主査、宮田日出夫主幹がそれぞれの所管事項について説明した。

　総会では、二十九年度の事業・決算報告を承認したあと、本年度事業計画や予算案について審議した。

　役員改選では、佐藤支部長を再任。また、会則の改正や本年度研究協議および研究発表当番校などを決定した。

　本年度の役員はつぎのとおり。＝敬称略＝

▽支部長＝佐藤敬二（帯広柏葉教頭）

▽副支部長＝青木広明（帯広三条教頭）、後藤卓（帯広農業教頭・新）

▽幹事＝増田康弘（芽室教頭）、川嶋修一（音更教頭・新）

▽会計＝後藤秀樹（帯広南商業教頭・新）、小島政裕（池田教頭・新）

▽監査＝金久保義徳（幕別教頭・新）、湊谷匡晃（白樺学園副校長）

(関係団体 2018-05-08付)