道造形教育連盟が委員総会研修会　新会長に森長校長（札幌市前田北中）　７月に岩見沢市で全道大会

（関係団体 2018-05-08付）

新会長に就任し決意を述べる森長校長

　道造形教育連盟は四月二十八日、ホテルライフォート札幌で三十年度委員総会研修会を開いた。七月に岩見沢市で全道造形教育研究大会空知岩見沢大会を開くことなどを盛り込んだ三十年度活動計画を決定。役員改選では、新会長に札幌市立前田北中学校の森長弘美校長を選任した。　

阿部時彦会長があいさつ。昨年度の釧路大会の成果にふれたほか、七月の空知大会について「新たな成果を生み出すことを期待する」と呼びかけた。

　また、連盟の様々な活動にふれ「これからも各地区サークルとの協力を図りながら、造形教育を前進させたい」と話した。

　議事に移り、二十九年度の活動報告、会計決算報告を承認。三十年度の活動方針、各部活動計画、会計予算についても協議し、原案どおりに決定した。

　研究主題を「〝わたし〟を創る～今を生きる、共に生きる造形教育」と設定。「〝今〟〝わたし〟が生きる造形活動の在り方とは」「〝わたし〟が高まる“共に生きる”造形活動の在り方とは」の二点について研究を進めることとした。

　活動方針では、「造形教育活動にかかわる研修活動を推進する」「第四十五回北海道教育美術展の開催によって、造形教育活動の振興および充実を図る」「道造形教育連盟創立七十周年に向けて取組を進める」ことなどを盛り込んだ。

　活動計画では、七月二十七日に岩見沢市立光陵中学校で第六十八回全道造形教育研究大会空知岩見沢大会を開くことなどを決定した。

　役員改選では、新会長に札幌市立前田北中の森長校長を選任。森長新会長は「事務局や委員、全道各地の先生方に助けていただきながら大役を果たしていきたい」と話した。

　本年度の役員はつぎのとおり。＝敬称略＝

▽会長＝森長弘美（札幌市立前田北中校長・新）

▽副会長＝山田浩人（石狩市立樽川中校長）、吉中博道（士別市立多寄小校長）、谷口光伸（函館市立北昭和小校長・新）、藤森久美（札幌市立前田中央小校長・新）、石割章浩（新得町立新得中校長・新）

▽会計監査＝鎌田俊博（江別市立大麻西小校長）、滝本都子（増毛町立増毛小教頭・新）

▽事務局長＝東尚典（札幌市立有明小校長）

(関係団体 2018-05-08付)