空知教頭会が総会・研修会開く　新会長に野田氏（岩見沢小）就任　職能向上へ研修活動を推進

（関係団体 2018-05-08付）

新会長として抱負を語る野田教頭

　【岩見沢発】空知教頭会は四月中旬、空知合同庁舎で三十年度総会・研修会を開いた。本年度の活動方針として「教頭の職能向上に関する研修活動を組織的かつ継続的に推進する」ことなどを決定。役員改選を行い、新会長に岩見沢市立岩見沢小学校の野田泰史教頭を選出した。野田新会長は「つながりを強め、支え合い、高め合う会にしていきたい」と抱負を述べた。

　総会では、空知教育局の竹林亨局長、管内市町教委連絡協議会教育長会の松山徹会長、空知校長会の高橋信会長が来賓あいさつ。うち、竹林局長は仕事における“ｗｉｌｌ”“ｍｕｓｔ”“ｃａｎ”の視点について説明。職員会議での提案をはじめ教頭には多くの“ｃａｎ”があることにふれ「皆さんが“ｗｉｌｌ”としてもっている理想を、学校全体、先生たちの“ｍｕｓｔ”に高めるために、管理職としてできる“ｃａｎ”を考えていただきたい」と呼びかけた。

　議事では、二十九年度報告事項や会計決算・監査報告などを承認したあと、三十年度活動方針、事業計画について審議。活動方針には、「学校教育の充実と発展を目指すため主幹教諭と連携し、教頭の職能向上に関する研修活動を組織的かつ継続的に推進する」「会の組織や機能の強化を図り、相互の連帯感を深めて教育条件の整備、教職員の処遇改善の実現、福利厚生の充実に努める」の二点を盛り込んだ。

　また、業務計画では、六月に岩見沢市平安閣で法制研修会、三十一年一月に滝川市ホテルスエヒロで実務研修会を開催することを決定した。

　役員改選を行い、新会長に岩見沢市立岩見沢小の野田教頭を選出。野田新会長は「今まで以上に横のつながりを強め、支え合い、高め合う会をつくっていけたら」と意気込みを語った。

　本年度の役員はつぎのとおり（すべて新任）。＝敬称略＝

▽会長＝野田泰史（岩見沢市岩見沢小）

▽副会長＝井手直理（深川市一已中）、松本浩幸（滝川市開西中）、岡田智英（由仁町由仁中）、菊地佳子（岩見沢市志文小）

▽会計監査＝中島洋一（長沼町西長沼小）、江幡佳代（三笠市岡山小）

▽事務局長＝松野岳彦（岩見沢市緑中）

▽事務局次長＝林宏和（岩見沢市北村小）

(関係団体 2018-05-08付)