道高教研が総会・第１回研究協議会　新会長に林校長（市立札幌旭丘）　研究大会は来年１月９日

（関係団体 2018-05-09付）

研究大会開催を盛り込んだ事業計画などを決めた

道高校教育研究会は七日、ホテルライフォート札幌で三十年度総会・第一回研究協議会を開いた。三十一年一月九日に札幌市民交流プラザで第五十六回道高校教育研究大会を開くことなどを盛り込んだ事業計画を決定。役員改選では、新会長に会長代行で市立札幌旭丘高校の林恵子校長を選出した。

　開会に当たり、道高校長協会の川口淳会長があいさつ。高校における学習指導要領についてふれ「“生きる力を育む”ことを目指して、様々な所で主体的・対話的で深い学びの実践、研究が進められている」と強調。「高教研においては、いち早く教育改革に取り組んでおり、毎年、充実した内容の研究を進めている。校長協会としても、本年度はカリキュラム・マネジメントや大学入試における調査研究を行う」とした上で、「高教研の役割は今後ますます重要になる」と述べた。

　続いて、あいさつに立った高教研の林会長代行は、会員の獲得について「日ごろから各地区支部長および各教科部会長が積極的に会員登録を促していただいた成果」と感謝の意を示した上で「今後も、規模を縮小せずに先生方が有意義な研修ができるよう大会運営に努めたい」と語った。

　役員改選では、林会長代行を新会長に選出した。

　三十年度の研究主題については、前年度に引き続き「未来を担う人を育む北海道高等学校教育の創造」と設定。事業計画には、三十一年一月九日に札幌市民交流プラザで第五十六回道高校教育研究大会を開催することなどを盛り込んだ。

　このほか、活動計画や事業予算などについて審議した。

　本年度役員はつぎのとおり。

　　　　　　　＝敬称略＝

▽会長＝林恵子（市立札幌旭丘校長・新）

▽副会長＝福井誠（札幌琴似工業校長）、西岡憲廣（札幌山の手校長）、渡邉周一（札幌北副校長）、中村正人（市立札幌大通副校長・新）

▽監事＝尾崎寿春（市立札幌平岸校長・新）、澤田信夫（札幌東商業副校長）

(関係団体 2018-05-09付)