札視研が３０年度総会開く　新会長に日戸校長（和光小）　事業計画　１１月の合同研究大会など

（関係団体 2018-05-10付）

日戸新会長はＩＣＴ危機の効果的な活用などを求めた

　札幌市視聴覚教育研究会は四月二十七日、札幌市立和光小学校で三十年度総会を開いた。十一月に札幌市小学校放送教育研究会と合同で研究大会を開くなど三十年度事業計画を決定。役員改選では、新会長に和光小の日戸靖彦校長を選任した。

　議事では、二十九年度の事業や会計決算、監査について報告。三十年度の事業計画や研究活動計画、会計予算案を協議。

　三十年度は主体的・対話的で深い学びの視点から学び全体を改善し、個の学習ニーズや一人ひとりの個性に応じた資質・能力を育成するような「学びの場」を形成するために、視聴覚機器やＩＣＴなどを効果的に活用する実践研究を進めることなどを決定。プログラミング教育についても取り上げ、研修を深めていくこととした。

　また、十一月に第五十四回札幌市小学校放送教育研究大会兼第十七回札幌市視聴覚教育研究大会合同大会を市立北野平小学校で開くことも確認した。

　役員改選では、新会長に和光小の日戸校長を選任。日戸新会長は十一月の合同大会についてふれ「小学校では、タブレット環境の導入が進んでいる。ＩＣＴ機器の効果的な活用ができるよう、本会としても授業づくりに協力していきたい」と話した。

　本年度の役員はつぎのとおり（すべて校長）。＝敬称略＝

▽会長＝日戸靖彦（和光小・新）

▽副会長＝小松靖一（石山東小）、川端宏治（厚別東小・新）

▽監査＝鈴木宏宣（東苗穂小）、斉藤拓也（信濃小）

▽事務局長＝砂田宏幸（札苗緑小・新）

(関係団体 2018-05-10付)