旭川市教委　小・中教育課程編成の指針作成　各学校に活用呼びかけ

（市町村 2018-05-28付）

　【旭川発】旭川市教委は、旭川市立小・中学校教育課程編成の指針『総則編』『特別の教科　道徳』『総合的な学習の時間』『特別活動』を作成した。旭川の特色を生かした教育課程を編成する手立てとして、各学校に活用を呼びかけている。

　市教委は、各学校において三十年度以降の教育課程を編成する際に活用するよう求めるとともに、「各学校が子どもや地域の現状などを踏まえ、その特色を生かしながら家庭や地域社会と協力して、新学習指導要領を踏まえた教育活動の充実に資するものになってくれれば」と期待を寄せている。

　「総則編」は、市内の小・中学校に配布しているほか、ホームページでも公開し、地域住民などにも広く周知している。

　このほか、教員向けに「特別の教科　道徳編（小学校）」「総合的な学習の時間編」「特別活動編」の指針もそれぞれ作成し、各学校に配布。

　それぞれ、市の取組や各学校の取組例の紹介をはじめ、指導計画作成上における教材内容の観点や留意点、評価などに関する考え方などを項目立てて解説している。

　また、資料編も掲載。全体計画例や各教科等の単元を関連付けた年間指導計画例、単元計画例などを紹介している。

　詳細についての問い合わせは、市教委学校教育部教育指導課（電話〇一六六―２５―七五九四）まで。

(市町村 2018-05-28付)