２定札幌市議会代表質問ダイジェスト（３０年５月２４日）

（市町村 2018-05-28付）

◆不登校の要因多様化への対応　アウトリーチ型支援を推進

　二定札幌市議会代表質問（二十四日）では、不登校対策について質疑が行われた。

　市教委では、不登校対策について別室で支援を行う相談支援パートナーの配置のほか、教育支援センターで学校復帰に向けた学習支援を行うなどの取組を進めている。

　長岡豊彦教育長（当時）は、子どもを取り巻く環境の変化から、不登校の要因がますます多様化・複雑化していることにふれ「今後、これまでの取組に加え、相談支援パートナーやスクールソーシャルワーカーによる家庭への訪問支援など、いわゆるアウトリーチ型の支援を進めていくとともに、関係部局や相談機関との一層の連携を図るなど、不登校対策を強化する」と方針を示した。

　わたなべ泰行議員（公明党）の質問に答えた。

◆冬のスポーツ振興へスポーツ塾拡充

　ウインタースポーツ振興について質疑が行われた。

　秋元克広市長は、子どもの競技力向上に向け「昨年度から始めたウインタースポーツ塾の参加人数の拡大を図るとともに、オリンピアンなどの直接指導を通じて競技への関心を高める。また、ウインタースポーツ少年団への加入促進を積極的に行うことで、競技に取り組む子どもたちの増加につなげたい」と述べた。

　わたなべ泰行議員（公明党）の質問に答えた。

◆学校規模の適正化新方針に基づき議論

　学校規模の適正化に関する基本方針について質疑が行われた。

　長岡豊彦教育長（当時）は、地域における災害対応のほか、子どもが社会において生きる力を育む場となるなど、学校の役割に言及。学校規模の適正化に関する議論について「新たな基本方針に基づき、丁寧に取組を進めたい」と方針を示した。

　田中啓介議員（日本共産党）の質問に答えた。

(市町村 2018-05-28付)