石狩教育振興会が総会開く　新会長に髙橋氏選出　会員拡大や広報活動充実目指す

（関係団体 2018-05-31付）

あいさつに立つ髙橋新会長

　石狩教育振興会は二十四日、北広島市内の石狩教育研修センターで三十年度総会を開いた。会員の拡大や広報活動による会員相互の連携などを柱とする本年度活動計画を決定。役員改選では、新会長に髙橋憲康副会長を選出した。

　冒頭、中島巖会長があいさつ。「学校と行政、教育団体が連携して組織的に課題解決に取り組み、子どもたちのために教育の充実に努めてほしい」と今後の取組に期待を寄せた。

　続いて、石狩教育局の岩渕隆局長と道教育振興会の工藤達成会長が祝辞。岩渕局長は「“青少年に夢と希望を”作文コンクールの実施などを通して地域住民の学校教育に関する理解の促進に尽力いただきたい。これまで積み上げてきた管内教育の優れた蓄積をつぎの世代に確実に引き継いでほしい」と話し、管内教育の充実を呼びかけた。

　工藤会長は、今後の教育の課題についてふれた上で「全道の学校の校長先生方を応援していけるような会にしたい」と述べた。

　議事では、二十九年度の会務・事業報告などを行ったあと、三十年度の活動方針や事業計画などを審議した。活動方針に、①会員の拡大を図り、啓発活動を行う②教育講演会などの事業を行い、会の充実と会員・保護者の研修を深める③広報活動を行い、会員相互の連携を深める④本部との連携を図り、石狩教育講演会の成功を目指す⑤そのほか、管内教育の向上に必要な活動を管内関係機関と連携して取り組む―の五つを掲げたほか、事業計画では、北海道教育会議を道退職校長会と共催することや、「青少年に夢と希望を」作文コンクールへの参加などを盛り込んだ。

　役員改選では、髙橋副会長を新会長に選出した。

　本年度の役員はつぎのとおり。＝敬称略＝

▽会長＝髙橋憲康（新）

▽副会長＝佐々木芳幸（新）、新田元紀（江別市江別第一中校長・新）、松原謙二（江別市大麻中教頭・新）

▽監査＝黒川淳司（江別市江別第一小校長・新）、布施裕（江別市対雁小教頭）

▽事務局長＝佐藤誠（千歳市北斗中・新）

(関係団体 2018-05-31付)