十勝管内教育研究所連絡協議会が総会　８月に幕別などで研修会　新会長は十勝・高橋所長選任

（関係団体 2018-05-31付）

新任の抱負を語る高橋会長

　【帯広発】十勝管内教育研究所連絡協議会は二十二日、幕別町内の十勝教育研修センターで三十年度総会・所長研修会を開いた。事業計画では、八月二十三日から二日間、幕別町などで道東地区教育研究所所員研究会・十勝管内教育研究所所員研修会を開催することを決定。役員改選では、新会長に十勝教育研究所の高橋康伸所長を選任した。

はじめに、十勝教育研究所の高橋所長があいさつ。「各教委・学校の支援・協力を得て、意欲ある副所長、所員ともども、これまでと同様に、研修・研究活動に精一杯取り組んでいきたい」と語った。

　引き続き、役員改選を行い、高橋所長を新会長に選任。高橋新会長は「本会は十九市町村の教育研究所で組織され、共同研究、所員研修会、研究発表大会など、管内が一体となった取組を推進している。皆さんから協力いただいていることに感謝を申し上げる」と謝意を示した。

　また、各市町村に教育研究所がある十勝管内の独自性にふれ、「各市町村の教育研究所は、管内あるいは市町村教育の振興を担う大事な役割をもち、教員の教育を行う機関として、今後一層重要になってくる」と強調。各市町村の研修では、教員育成の視点からプログラミング教育や授業づくりなど、新たな取組を推奨し、「皆さんの発想を生かしながら、新しい風を吹かせてほしい」と呼びかけた。事務局担当には十勝教育研究所主任所員の佐藤真啓氏を充てた。

　議事に移り、二十九年度に実施した共同研究や、所員研修事業について報告したあと、本年度の研究事業計画案や次年度以降の十勝教育研究所所員研修会の発表ローテーションなどについて連絡。八月二十三日から二日間、幕別町などで道東地区教育研究所所員研究会・十勝管内教育研究所所員研修会を開催することを決めた。

　このあと、所長研修会を開き、本年度の各市町村教育研究所の事業や研究内容について交流・協議した。

　本年度の役員はつぎのとおり。＝敬称略＝

▽会長＝高橋康伸（十勝教育研究所長・新）

▽副会長＝村松正仁（帯広市教育研究所長・帯広市教委学校指導担当部長）、佐藤充弘（幕別町教育研究所長）、清水弘（十勝教育研究所副所長・新）

(関係団体 2018-05-31付)