【平成３１年を迎えて　教育研究団体に聞く】北海道小学校道徳資料研究会　荒井亮子会長　

（関係団体 2019-01-09付）

　謹んで新春のごあいさつを申し上げます。皆様には、日ごろより本会の活動に対しまして温かいご理解とご支援を賜り、心より感謝申し上げます。

　本会は、道徳教育を振興し充実発展させるために、道徳の時間の指導に重要な意味をもつ資料について研究することを目的とした会です。長年、道徳の時間の学習に必要な素材を収集し、道徳資料の作成を行ってきました。これまで、北海道とかかわりが深い道徳資料を多く作成してきました。

　平成三十年度より小学校において、主たる教材として教科書を用いた「特別の教科　道徳」が全面実施となりました。各小学校では、教科書の教材を活用しながら「考え、議論する道徳」の授業に取り組んでいることと思います。

　このような中、本会でも、教科書の教材についての研究を深めつつ、引き続き、①北海道の文化、歴史、風土や北海道とかかわりが深い人物などを素材とした教材開発②道徳科の授業における教材提示や活用の工夫についての実践研究③北海道道徳教育研究会や札幌市道徳教育研究会と連携した学習会の開催や研修―などを行っていきたいと思います。

　会員相互の学び合いの充実を目指し活動していきたいと思いますので、今後も変わらぬご支援を賜りますようお願い申し上げます。

▼事務局＝札幌市立札苗緑小学校（事務局長―高木純教頭）

(関係団体 2019-01-09付)