札幌市中学校長会４月例会・研修会　研究大会への派遣増員　３ヵ年共同研究スタート

（関係団体 2019-04-15付）

３１年度の活動方針や活動の重点を確認した

　札幌市中学校長会は11日、ホテルライフォート札幌で31年度4月例会・研修会を開いた。3ヵ年計画の1年目となる共同研究基本主題「新たな未来を紡ぎ、よりよい社会を創る力を育む札幌市中学校教育」のもと、会の組織と機能を一層充実させるほか、校長として職能向上を目指すことを確認。新会長となった中央中学校の橋本敏昭校長は、職能向上に向けて各研究大会への派遣の増員を示したほか、研究紀要の有効活用を求めた。

　冒頭、橋本会長があいさつ。基本方針として、「校長としての職能向上」「中学校相互の連絡を図り、関係諸団体との連携を保つ」「中学校教育の振興上必要な諸般の問題の調査研究と解決促進」の3点を提示。前年度末の監査で今後の校長会の在り方として「情報共有と行動連携する校長会」「一人ひとりの校長を支える校長会、校長会を支える一人ひとりの校長」が示されたことから、「本年度の活動の重点に反映させ、本年度のテーマとして進める」と話した。

　また、職能向上に向けて各研究大会への派遣の増員を示したほか、校長会の研究成果である研究紀要の有効活用を求めた。

　議事では、30年度の決算・監査報告を行ったほか、31年度の活動方針や活動の重点などを決めた。

　活動方針では、3ヵ年計画の1年目となる共同研究基本主題「新たな未来を紡ぎ、よりよい社会を創る力を育む札幌市中学校教育」のもと、会の組織と機能を一層充実させながら校長としての研鑚と職能の向上を目指していくこととした。

　また、活動の重点では「校長会の組織・運営の強化と研修の充実」「学校経営の改善と充実」「学校経営の条件整備と教職員の待遇改善」「教育関係機関や諸団体との連携強化」―の4点を柱に掲げた。

(関係団体 2019-04-15付)