十勝小中教頭会が第５６回総会　新会長に笠松氏選出　さらに学び合う会目指す

（関係団体 2019-04-16付）

新任の意気込みを述べる笠松会長

　【帯広発】十勝管内小中学校教頭会は12日、幕別町内の十勝教育研修センターで第56回総会を開いた。役員改選では、新会長に音更町立柳町小学校の笠松真一郎教頭を選出。笠松新会長は「本会のテーマである“連携と協働”を踏まえ、さらに学び合う教頭会を目指して業務を推進していきたい」と抱負を示した。

　白井将之会長があいさつに立ち、30年度の業務を会員の協力によってすべて終了させることができたことに謝意を示し、「今後も私たち教頭は時代が求める学校像をしっかりととらえ、地域住民のニーズに応える学校運営に努め、次世代を担う子どもたちの豊かな学びと確かな成長を保証する学校づくりを推進する教頭会でありたい」と述べた。

　引き続き、十勝教育局の西村公弘次長が来賓祝辞。3年間継続研究の最終年度である共同研究の成果に期待を寄せるとともに、「社会に開かれた教育課程の理念を踏まえ、家庭や地域とともに子どもを育てていく視点に立ち、個々の教員の人間性や創造性を高め、子どもたちに効果的な教育活動を進めていくことを求める」と述べ、「教育局としてコミュニティ・スクールへの支援などを通して教頭会との信頼関係を深めていきたい」と呼びかけた。

　総会では、議長団の選任に続き、30年度の活動を報告。事務部、研修部、組織部など5部会からの報告のあと、決算と監査を確認した。

　このあと議事に移り、本年度の活動方針や事業計画について審議。11月22日に十勝教育研修センターで、「十勝の特性を踏まえたカリキュラム・マネジメントの充実～校内組織づくりと地域・校種間連携における教頭の役割を通して」を主題に研究大会を開くことなどを決めた。

　役員改選では、新会長に音更町立柳町小の笠松教頭を選出。笠松新会長は「本会のテーマである“連携と協働”を踏まえて、さらに学び合う教頭会を目指して業務を推進していきたい」と述べ、協力を要請した。

　本年度の役員はつぎのとおり。＝全員新任、敬称略＝

▽会長＝笠松真一郎（音更町立柳町小）

▽副会長＝長谷川充（幕別町立幕別小）、横山一仁（芽室町立芽室中）、阿部英一（更別村立更別小）

▽事務局長＝笠原聡（足寄町立足寄小）

▽事務局次長＝坂下亮宏（音更町立木野東小）

▽会計＝須藤正博（清水町立清水中）

▽会計次長＝髙橋教之（鹿追町立鹿追小）

▽監査＝川原千暢（本別町立本別中央小）、和田秀治（更別村立更別中央中）、川崎広輝（士幌町立中士幌小）

(関係団体 2019-04-16付)